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外国人患者の方へ-腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術-

腹腔鏡下胃切除術 膵腫瘍切除術

大腸外科の特徴

大腸外科1)年間150例以上の大腸癌手術症例あり、しかも腹腔鏡手術がそのうちの70%前後を占めている。
2)日本大腸肛門病学会の認定施設であり、専門医5名、指導医3名常駐しており、積極的に学術活動に取り組んでいる。
3)地域の基幹総合病院であり、婦人科、泌尿器科、形成外科とくに消化器内科と密接に連携をとっている。
4)地域の二次救急指定病院であり、24時間救急体制が整っており、急変時にもすぐに対応できる。

腹腔鏡下結腸癌、直腸癌術後合併症とその発生率、偶発症発生時の対応

一般的に手術後に偶発症・合併症が起こる可能性があります。ここで言う偶発症とは、ある一定の頻度で生じてしまう障害のことで、「医療過誤・ミス」とはまったく別のものです。

<腹腔鏡下結腸癌、直腸癌手術に伴う偶発症・合併症>
1. 循環不全 血圧や脈拍が安定しない状態です。
2. 出血 輸血や止血のための処置(手術を含めて)が必要になることが あります。
3. 呼吸不全 重症の呼吸不全を生じた場合は気管内挿管、人工呼吸器管理が必要となります。術後早期から立ったり歩いたりすることが最も有効な予防方法になります。
4. 肺炎 体位ドレナージや抗生物質で治療していきます。
5. 手術創の感染、腹腔内膿瘍 経皮的にチューブを留置したり、開腹によるドレナージが必要になることがあります。
6. 縫合不全 吻合部から腸管内容の漏れを生じることがあります。食事摂取が遅れ、長期絶食となったり、再手術(一時的人工肛門造設になることがあります)を要することがあります。
7. 深部静脈血栓、肺梗塞 静脈内に血の塊(血栓)ができ、肺の血管に詰まることがあります。(いわゆるエコノミークラス症候群)。予防的に足にマッサージの器械を装着します。
8. 腸閉塞 腸管麻痺や癒着が原因で通過障害を生じることがあります。絶食で軽快しない場合は再手術が必要になることがあります。
9. 術後精神障害 暴れたり、ベッドから転落したり、点滴やチューブを自己抜去して危険な状態になることがあります。やむを得ず身体の拘束や鎮静剤の投与を行うことがあります。
10. 手術による死亡 手術手技の改良に伴い、手術死亡率も1%未満(約0.8%)の安全な術
となってきましたが、最悪の場合、死亡することもあります。

大腸がんの手術

(1) 結腸癌の手術

癌から10cm離れた部位で腸管を切り、リンパ節を扇状に切除し腸管をつなぎます。手術名は切除された腸管により結腸右半切除、横行結腸切除、結腸左半切除、S状結腸切除があります。
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(2) 直腸癌の手術

1) 前方切除術
肛門側は癌から2~3cm離して直腸を切り、直腸を切除後、器械を用いて吻合します。
2) 直腸切断術
癌が肛門近くにある場合は、肛門を含めて直腸を切除し、口側のS 状結腸を人工肛門にします。

<前方切除術>
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<前方切除術>
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<直腸切断術>
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(3) 腹腔鏡手術

炭酸ガスを腹腔内に入れ腹部を膨らませ、腹腔鏡でおなかの中を観察しながら、数か所の小さ
な孔から細長い器具を入れて腸管を剥離し、3~5cmの皮膚切開創より腸管を引き出し、腸管
の切離、吻合を行い、腹腔内にもどします。層が小さいため、術後創の痛みが少なく、回復が早
く、早期退院が可能となります。
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放射線診断科


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