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研究利益相反審査委員会

利益相反とは

医学系研究の中でも、人を対象として行われる臨床研究を大学などの教育機関や研究機関と製薬会社などの民間企業が連携して行う場合、研究に携わる者には特に配慮が必要となります。医療従事者は、研究対象者の生命、安全、人権を守るという観点から臨床研究を実施する職業上の責任があります。一方、研究者として資金提供者である製薬企業等との金銭的なかかわりをもつ場面が多く、一定の経済的利益関係が発生します。同一人において発生する経済的利益関係と職業上の責任の間の対立は、単に形式的のみならず、時には実質的にも相反し、対立する場面が生じます。一人の研究者をめぐって発生するこのような責任と経済的利益関係との間の対立・抵触関係がいわゆる利益相反(COI: Conflicts Of Interest)と呼ばれる状態です。資金提供者となる製薬企業等との利益相反状態が深刻になればなるほど、研究対象者の人権や生命の安全が損なわれることが起こりうると言えますし、研究の方法やデータ解析あるいは結果の解釈が歪められるおそれも生じます。また、適切な研究方法から得られた信頼性の高い研究結果であるにもかかわらず、公正な評価が得られない状況も起こりえます。

そのため、利益相反に関しても個人で管理するのではなく、研究の倫理性および科学性を第三者である研究利益相反審査委員会で審査し担保する体制が必要となります。
当院では、医学系研究を実施するにあたり、利益相反について透明性が確保され、適正に管理されることを目的に、研究利益相反審査委員会を設置しています。

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