ホーム > 04 診療科 > 泌尿器科

泌尿器科

診療科の特徴

泌尿器科の基本方針と主要手術成績

1.体に優しい適正な治療を早く(速く)患者様のニーズに合わせて

受診→診断→治療方針決定→治療後の社会復帰までの流れを無駄なく迅速に行うことを心がけています。十分な病状説明を基本とし(病名告知)、手術、放射線治療、抗癌化学療法、ホルモン療法、分子標的治療、免疫療法、緩和医療など、患者様の病気の種類や病状、生活様式やご希望を考慮し、患者様にとってより良い治療方法を選択する方針です。

2.泌尿器科主要手術(低侵襲手術を最大限に活用)

当院では2002年に腹腔鏡下腎摘除術を施行して以来、経験の積み重ねや医療機器の進歩につれて徐々に適応術式の幅を拡げ、2014年以降では泌尿器科主要手術(副腎腫瘍、腎がん、腎盂がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん)の約9割を体に優しい腹腔鏡(体腔鏡)手術で行うようになっています。病巣を取り除くだけではなく、元々持っている体の機能をできるだけ損なわない手術を心がけながら、年間約100例の腹腔鏡手術を行っています(泌尿器腹腔鏡技術認定医2名在籍)。進行例においての拡大手術についても、十分な安全性を担保しつつ腹腔鏡手術を取り入れていますが、腹腔鏡手術での対応が困難な超進行症例においては、抗癌化学療法、分子標的療法などを併用し開腹手術で治療に当たることもあります。
近年、ロボット補助による遠隔操作腹腔鏡手術が都市部以外でも急速に普及しており、当院でも導入検討中です。非常に優れたデバイスであることに間違いはありませんが、今のところの最大の難点は、触覚がないことです。ロボット手術で導入早期から良好な治療成績を患者様に提供するためには、失われた触覚を視覚で十分に補い、腹腔鏡の術野を正確に認識する能力や、機械に不具合があった場合に備えてのマニュアル操作での腹腔鏡手術の技術は必要不可欠と考えています。今のところ当院の腹腔鏡の手術成績は、ロボット補助手術と同等以上ですので、患者様にとってのメリットよりもむしろ医療者側のメリット(楽で疲れない)の方が大きいのではないかと考えています。時代の流れで近い将来にロボットを導入することは間違いないと思われますが、来るべき日に向けて腹腔鏡手術の研鑽を積み、導入直後から良好な成績を提供できるようにと考えています。

スタッフ

氏  名
水谷 雅己(みずたに まさみ)
役  職
副院長
専門分野
泌尿器科一般、小児泌尿器科
卒業年度
昭和54年
資  格
  • ◆ 泌尿器科学科専門医
  • ◆ 泌尿器科学会指導医
  • ◆ 泌尿器腹腔鏡技術認定医
  • ◆ 身体障害者指定医(じん臓機能障害、ぼうこう機能障害)
  • ◆ 西日本泌尿器科学会評議員
氏  名
長谷川 泰久(はせがわ やすひさ)
役  職
泌尿器科医長
専門分野
泌尿器科一般
卒業年度
平成10年
資  格
  • ◆ 泌尿器科学会専門医
  • ◆ 泌尿器科学会指導医
  • ◆ 泌尿器科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
  • ◆ 日本内視鏡外科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
  • ◆ がん治療認定医
氏  名
村田 大城(むらた だいき)
役  職
泌尿器科医師
卒業年度
平成25年

医療関係者向け専門情報

具体的な診療内容

尿路性器腫瘍(副腎腫瘍、腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌)を中心とした診療を行っています。それ以外にも、QOLを低下させる良性疾患(前立腺肥大症、過活動膀胱、腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱(膀胱瘤))や尿路感染症、尿路結石と幅広く成人泌尿器科領域をカバーし、小児泌尿器科領域においても尿路性器奇形(腎盂尿管移行部狭窄、膀胱尿管逆流、後部尿道弁、尿道下裂、停留精巣)などを治療対象としております。
当科では、2002年に後腹膜鏡下腎摘除術を導入して以来、次々と新規低侵襲術式の導入を行ってきました(2004年 後腹膜鏡補助下腎尿管全摘除術、腹腔鏡下副腎摘除術、2011年 後腹膜鏡下腎部分切除術、腹腔鏡下腎盂形成術、2012年 腹腔鏡下腎部分切除術、腹腔鏡下小切開前立腺全摘除術、2013年 腹腔鏡下前立腺全摘除術、腹腔鏡下膀胱全摘除術、2014年 後腹膜鏡下後腹膜拡大リンパ節郭清、2015年 単孔式腹腔鏡下内精静脈結紮術)。経験や医療機器の進歩により2014年以降、泌尿器科主要手術(副腎、腎、腎盂尿管、膀胱、前立腺)の9割超が体腔鏡手術で対応可能となっております。手術については、安全性はもとより、制癌性および機能温存の両立を心がけて行い、年間約100症例の体腔鏡手術を泌尿器腹腔鏡技術認定医2名を中心に行っています。体腔鏡手術は、媒体に記録しており、繰り返し見直すことが可能です。このことは、低侵襲であることに次ぐ大きなメリットで、医療者側の術式に対する意識統一や習熟、若手医師の教育、チームとしてのレベルアップに非常に役立っています。

実績

主要手術

治験受け入れ可能な疾患


PAGE TOP